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ロシアFAQ目次


 【link】

「Togetter」◆(2011/02/15) CRSVDV氏によるT-80戦車物語

「YouTube」◆ Темнота танкам не помеха

 T-80?でしょうか.
 見所は1:20辺りの弾薬補給している所です.
 一旦薬室に弾を入れ,ちょうど装填完了のポジションから逆行させて,下部にある弾薬マガジンに入れるようですね.

――――――CRS@空挺軍 in mixi,2008年10月14日19:02

「ワレYoutube発見セリ」◆T-80U

「ワレYouTube発見セリ」◆VTTV OMSK-2003 (T-80UK)


 【質問】
 T-80って何?

 【回答】
 ソ連軍が採用した第三世代戦車.
 ガスタービン・エンジンを世界最初に搭載した戦車として有名.

 試作車両であるОбъект219sp2は,1976年8月6日に(7月6日という説もあり) T-80として軍に正式採用された.
 同じくガスタービンで有名なアメリカのM1戦車は,その4年後に採用された.

 T-80ってT-72神の影に隠れているけど良い戦車だ・・・・よ.

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CRS@空挺軍 in mixi,2008年10月05日19:09


 【質問】
 T-80の初めての出動は?

 【回答】
 『ウォーマシン・レポート 6 ロシア軍MBT』によれば,T-80の初めての出動は,1991年の「ソ連8月クーデター」の時にモスクワの街路上に展開した時.
 この出動命令はクーデター側の国防相の命令により,出動したものであったが,一部の戦車はエリツィン側に寝返るなどしたという.

 T-80の初めての実戦参加は,1993年10月4日モスクワの連邦最高会議(通称;ホワイトハウス)を占拠した議会派に対して砲撃を行った時であったという.

 砲撃を行った部隊は,第4親衛カンテミール戦車師団所属のT-80UDの6輌.
 建物に向かってAPFSDS弾 2発 HE弾 10発 の計12発の砲撃を行った.

 本格的な戦闘は95年〜96年の第一次チェチェン紛争.
 T-80B&BVが参戦したようだが,T-80の損害が増す結果になり,散々な事態になったとさ.

T-80初めてのおつかい@最高会議ビル
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CRS@空挺軍 in mixi,2008年09月28日23:17
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 T-80はT-72より誘爆しやすい構造と聞きましたが,本当ですか?

 【回答】
 第一次チェチェン戦争では,T-80系の戦車に予想外の大きな被害(250両を撃破される)が発生し,旧式のT-62が最も損害の少ない車両として好評を博すという予想外の事態が起こっております.
 そのため第2次チェチェン戦争ではT-80の投入は控えられ,T-72,T-90,T-62が投入されたそうです
 T-80はソ連戦車でもっとも強力な正面装甲を有していましたが,側面,後部の装甲は他の戦車よりも薄く,そこをチェチェンゲリラのRPG等に攻撃されたそうです.
 そしてT-80は一旦,損害を受けるとT-72よりも誘爆しやすかったため,大きな損害を出したとのことです.
 加えてT-80の運用経費の高さから,早期退役論を唱える軍人まで現れたとのことです

 もちろん対戦車戦闘ではT-62はT-80の敵ではないでしょう.
 ただ条件によっては戦闘能力の評価が一遍するというケースではないかと思います

 その後チェチェン戦争の戦訓を踏まえて,各戦車の改造が行われておりますので,直接のお答えにはならないでしょうが参考にしていただけましたら幸いです

 あと,Kontakt-5を搭載したT-80Uで被弾実験をしたところ,車外装備の燃料タンクや車体前面に位置する燃料系統を破壊して行動不能になった実験結果もあるとのことで,ERAの装備しすぎも車体の戦闘力を損なう可能性があるようです
(行動不能になっても二次被害を局限できればよいと割り切る方がいいかもしれません)

軍事板

>第一次チェチェン戦争では,〜〔中略〕〜早期退役論を唱える軍人まで現れたとのことです

>あと,Kontakt-5を搭載したT-80Uで被弾実験をしたところ〜〔略〕

 この部分に関しての原ソースを捜索中.
 確かにT-80B&BVは大損害を出したという話ですが,側面,後部の装甲が弱いのはどの戦車にも共通する話ですし・・・
 T-72より誘爆しやすいという話も本当かなぁ?という部分もあり,100%の信頼度はないと愚考します.
 まぁ,運用経費の高さについては,T-80UDと呼ばれるディーゼルエンジン搭載型もあるんで,ガスタービンの性能を持て余していた感じもあり,またT-90がT-80と並ぶ性能を出したこともありますしね.
 早期退役もありえるといえばありえると思います.

 ちょっと原ソースを探す旅に出てきます.

CRS@空挺軍 in mixi,2008年10月06日 05:17

 第一次チェチェン紛争でのT-80の誘爆率の高さについて

――――――
ЭКСПЛУАТАЦИИ И БОЕВОЕ ПРИМЕНЕНИЕ Т-80

Следует отметить, что в этих условиях наиболее жи-вучим показал себя танк Т-72. Что касается танка Т-80, то в Чечне были зафиксированы случаи взрыва бое-комплекта при поражении борта корпуса и попадании кумулятивной струи в снаряды. Это происходило из-за вертикального расположения боекомплекта в транс-портере автомата заряжания. При этом верхний срез опорного катка, выполнявшего в данном случае роль противокумулятивного экрана, находился ниже уров-ня транспортера.
――――――

――――――
Танки в первую чеченскую войну

В любом танке наиболее слабыми являются боковые и кормовые проекции (российские машины и здесь выглядят предпочтительней, потому что имеют в этих местах более мощную броню). При попадании кумулятивной струи в танк Т-80 со стороны слабозащищенного борта и попадании в снаряд возможен взрыв и детонация всего боекомплекта. Такие случаи были зафиксированы в Чечне. Как было установлено, происходит это из-за вертикального расположения боекомплекта в транспортере автомата заряжания. Верхний срез катка, который, как оказалось, в этом случае играет роль эффективного дополнительного экрана, находится ниже головки снаряда. В Т-72 снаряды в транспортере автомата заряжания находятся в горизонтальном положении, поэтому случаев детонации зафиксировано не было. Вертикальное расположение снарядов в Т-80 обусловлено стремлением увеличить скорострельность. Самым оптимальным при этом казался путь сокращения количества операций АЗ, поэтому конструкторы пошли по пути упрощения. Боевое применение этих танков в Чечне выявило этот недостаток и в короткое время он будет устранен.
――――――

 両者の論文に共通するのは,「T-80独自の自動装填装置が砲弾の誘爆を招いた」ということです.
 また「Танки в первую чеченскую войну」の文中では,どうやらT-80に搭載されていた燃料にも不具合があったらしいとのこと.

――――――
ГРОЗНЫЙ. ТАНКИ. Как это было
(グロズヌイでの戦車部隊の行動と損害を記した論文)

за Грозный, сменил 4 танка Т-72, из которых 1 был поврежден, а 2 сгорели.
Как правило, восстановлением танков занимались ремонтные подразделения частей, ведущих активные боевые действия. Основная масса неисправностей приходилась на оборудование башни (прицелы, СУО и т. д), ствол орудия (пробитие), реже на двигатель и ходовую часть. Отверстия от кумулятивных боеприпасов заваривались, а также заделывались тряпками и деревянными клиньями. Заправка Т-72 и Т-80 топливом проблем не вызывала, поскольку как дизель, так и турбина конструктивно приспособлены к работе на различных сортах и смесях керосина, солярки и бензина.
――――――

 軽油とガソリンを混・・・・ぜ・・・・ただ・・・・と?

 T-62に関してはこちら.
Вторая Чеченская война
Защищая Дагестан

 逆に古さが良かったのか?

 ロシア語とは面倒だ.
 これは…面倒な事に…なった…

破壊されたT-80B
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CRS@空挺軍 in mixi, 2008年10月06日06:46


 【質問】
 第1次チェチェン紛争で多大な損害を被ったT-80戦車ですが,その戦訓からどのような改善がなされたのですか?

 【回答】
 第一次チェチェン戦争では,無望な都市への戦車突入をさせられたロシア軍の戦車部隊が,ロシア側の戦車の特徴をよく知るチェチェン側による,戦車の弱点を重点的に狙う攻撃により,正面装甲の防御力とは関係ない所で被害を出す事になったのだが,T-80は特に被弾後の二次爆発による被害を起こしやすいと指摘された.
http://web.archive.org/web/20051230070048/http://angrif.hp.infoseek.co.jp/atc.htm

 この原因としては幾つかの指摘が成されているが,「グランドパワー」2003年9月号の古是三春氏のT-80特集記事を見ると,T-80はぎりぎりまで乗員スペースを削減した車内に,1840リットル(T-72は1000リットル)に及ぶ莫大な燃料と,半燃焼式装薬を含む弾薬に挟み込まれた状態に置かれていた.
 二次爆発を起こした際に損害が大きくなったのは,この大量の車内燃料に原因の一端があったのではないだろうか.

 ロシア軍は戦後にガスタービンエンジン搭載戦車を止めた事,ディーゼル・エンジン搭載型のT-80UDでは燃料搭載量が1300リットルに減らされている(燃費向上により大量の燃料搭載が必要なくなった点もあるが)は,このことを裏付ける物と思われる.

 T-90とT-80Uはいずれも第一次チェチェン戦争には参加していないので,これらの車両が弱点を攻撃された場合どうなるかは未知数である.

 これを考える手がかりになると思われるのは,こちらのサイトであろう.
ウクライナとロシア,それぞれのT-80近代化

 最初に断っておくが,T-80Uの開発は1980年代なのに対して,T-84Uは1990年代であり,T-84Uはチェチェン戦争の戦訓を汲み取る事が出来たので,改良のレベルが高い.

T-80U(ロシア)…
 より厚い複合装甲+コンタクト5ERA

T-84U(ウクライナ)…
 新型の防御力が向上した溶接鋼板製砲塔に複合装甲を装備,その上にモジュール化されたニージュERAを装備.車体側面のサイドスカートの面積増加.

 ウクライナのT-84Uの砲塔換装は,ロシアからの砲塔供給が停止したための苦肉の策ではあったが,結果的に防御力を改善する事に成功している.

――――――
「脆弱性の改善」

 ウクライナの技術者は,戦車の安全性を向上させるには砲弾搭載量を減らすのも止むを得ないとした.
 元々のT-80では45発の砲弾や装薬が車内各部に満遍なく配置されており,被弾時のリスクを増していた.
 ウクライナのT-84Uでは,搭載砲弾を40発に減らしている(自動装填装置に28発,操縦手右側に7発,5発は砲塔後部に設置した装甲区画に搭載.)戦闘室と砲弾区画の分離を意図.
 T-84Uはディーゼルなので搭載燃料も減らす事ができる.

 一方,T-80UはT-84Uのような車内配置まで見直した改良は行われておらず(設計が1980年代初めなので,チェチェンの教訓を組み込む事は不可能),弾搭載数は45発のまま.
 ガスタービンエンジンで燃料搭載量はT-80と変化無く,車内に多数の砲弾と燃料が分散している状況には,変化は無い.

 そのため,脆弱な部分に被弾した際には,潜在的な二次爆発のリスクは抱え続けて居る可能性があると思われる.
 被弾試験で二次爆発が起きなかったのは消火装置の改善による物か,脆弱な箇所が被弾しなかったことによるのかは,もう少し材料の欲しいところ.

 ロシアでチェチェンの戦訓を組み込んだT-80の改良型が登場するのは,1990年代末に登場するT-80UM-1を待つ必要がある.
――――――

http://btvt.narod.ru/4/t-80u.htm
の下のほうに,T-80UM-1の説明がある.
 防御面ではアクティブ防御システム(アレーナ,シトーラ1,ドローズドの装備)の装備が目立つが,車内配置の改良については触れられていない.
 ただし,ディーゼルエンジンなので搭載燃料は大幅に減らされているので,この点は改善されているのが分かる.

 しかしT-80は,製造元のオムスク工場の経営難と企業規模縮小により,T-84やT-90Aのような砲塔換装といった大規模な改良は行えないまま,生産を終える事になりそうな状況にある(チョールヌイ・オリョールがそれに当たる車両だったのかもしれないが,こちらも試作に終わった)

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 T-80の設計局がT-80のさらなる改良を行い,T-90に対して性能が再び逆転する可能性はありますか?

 【回答】
 その可能性は非常に低いかと.

 T-80を開発していたオムスク輸送機械は,主力製品であるT-80U&T-80UKの調達をロシア政府から打ち切られ,高価なT-80を海外に売ることも出来ずに,1998年から戦車の発注無し.
 こうして2002年に倒産しました.

 同じくT-90を生産するウラル車輌製造との合併話もありましたが,重荷を背負いたくないウラル車輌製造が猛反発し,話は無かったことに.
 見捨てられたオムスク輸送機械は,2007年3月に軍需産業委員会でT-80の修理及び近代化のみを担当する修理センターへと格下げが決まってしまいました.
 よってオムスク輸送機械が開発していた「チョールヌィイ・オリョール(ブラックイーグル)」も消滅しました.

 ソース『軍事研究』2007年7月号「プーチンの安全保障・機構改革・産業再編 投稿 ロシア軍事機構の変革」 より

CRS in 2007年06月09日21:10

T-80
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