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◆欧州の国際組織
欧州FAQ目次


 【link】

「Defense News」◆(2012/10/31)Non-NATO Sweden, Finland Agree To Monitor Iceland's Airspace

●EU

「Defense News」◆(2012/06/27)EU Pushes for U.N. Arms Trade Treaty

「Defense News」◆(2012/10/09)Interview with Gen. Hakan Syren
 スウェーデンのHokan Syrén大将,共同能力開発を推進したい加盟国が,EUへの支出に,各国らの防衛予算の5%を充てることを提案

「Defense News」◆(2012/11/01)EU Pooling, Sharing Needs To Reach Higher Level

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/12/08)EUノーベル平和賞  “バルカン半島の和平” を後押し

「東洋経済オンライン」◎(2012/01/17) 欧州連合という夢は崩壊してしまうのか――イアン・ブルマ 米バード大学教授

「ワレYouTube発見セリ」:EU ARMY

●NATO

D.B.E. 三二型」:NATO最高司令官がSNS活用方針,「フェースブックでフレンドになって!」 /情報源エルエル

「Defense News」◆(2012/09/27)NATO Official: Slow Progress on Missile Defense Cooperation with Russia

「Defense News」◆(2012/10/11)NATO Names Allen as Supreme Commander

「Forbes」◆(2012/08/13)How NATO Expansion Makes America Less Safe
ダグ・バンドウ「NATOの東方拡大はアメリカを危険にする」

「Military Technology」◆(2013/06/04) Hotzone Solutions Supports Nato International CBRN Training Curriculum

NATO

「NY Times」◆(2011/06/13)Beginning of the End for NATO? - Judy Dempsey's Letter from Europe

「topix」◆(2010/11/03)NATO's Rasmussen pushes missile defence plan in Moscow

「VOR」◆(2012/05/15)NATO改革 ロシアとの連携もあるか

「VOR」◆(2012/05/20)NATO史上最大のサミット シカゴで

「VOR」◆(2012/09/18)NATOはロシアをパートナーと見なす

「海洋戦略研究」◆(2010/05/16)NATOコード信用失墜

「ワレYouTube発見セリ」:Allied Mobile Force (AMF) - NATO (1988)

『冷戦後のNATO “ハイブリッド同盟”への挑戦』(広瀬佳一・吉崎知典編著,ミネルヴァ書房,2012/11/10)

『「エロイカより愛をこめて」の創りかた』(青池保子著,マガジンハウス文庫,2009.6)

 いや,面白かった.
 青池先生は一流の文筆家でもあったということか.

 まあ軍事板どころか,漫画板というか一般書籍板の話題だけど,青池先生の実家って,一般教養溢れる土建屋だったのね.
 だから筋骨隆々の男たちの,奥深さがあそこまで描写されるのかぁ.

 長期連載をこなす実力作家の教養とは何か,感心した一冊でした.
 そうだよなぁ,
 昔は詩吟や日本画や谷崎潤一郎全集やカルーソのSP盤が,土建屋社長の奥座敷に並んでいたんだよな・・・.
 ルネサンス的人格というより,今の日本人が俺もふくめて分業化,偏頗な知識をもつようになったんだと痛感した.

――――――軍事板,2009/06/29(月)

『平和はまだ達成されていない ナウマン大将回顧録』(クラウス・ナウマン著,芙蓉書房出版,2008.4)

 本著は,わが国では余り知られることのなかったNATO,欧州の軍事そし戦後ドイツの軍事について,ドイツ軍,NATOという欧州軍事の中枢で責任ある立場にあった将軍が自ら書かれた,極めて貴重な資料といえます.

 冷戦構造の崩壊にあたってドイツおよびドイツ軍はどう対処したのか?
 新たな欧州の安保構造構築にあたって,ドイツを含めた欧州は何をしてきたのか?
 そして今何をしているのか?
 ロシアをNATO,欧州はどう見ているのか?どう扱っているのか?・・・

 その過程で,ドイツ軍トップ,NATO軍事部門トップとして最前線の様子を見た著者の言葉は,あまりに重く,あまりに具体的です.

 〔略〕

■貴重な資料

 あとがきで訳者の川村さん[退役1陸佐(退役陸軍大佐)]が
<歴史上の大きな転換点におけるドイツとヨーロッパの安全保障政策に関する第一級の資料にほかならない>
と記しておられますが,まさにそのとおりとの思いを持ちます.
 大変貴重です.
 回顧録であると同時に,冷戦以後,現在から将来にかけての軍事の動向を把握するうえで必須のガイドブックとも思います.
 かかれていることはわが自衛隊にも直結する問題です.
 どこか遠いところの話ではありません.

 〔略〕

■過去五年間の世界的変化

 ナウマン将軍は過去五年間で世界的に起きた変化の代表として以下の二つを挙げておられます.

1.中東情勢の変化
1.ロシア情勢の変化

 中東情勢は<世界の関心の中心>であり,すべての主要国が21世紀も引き続き関心を寄せるとし,あわせて,現在が歴史的な転換点にあり,冷戦崩壊後の世界秩序はまだ存在しておらず,多極化した世界はいまだ存在していない.

 9・11により本土を攻撃された米はもはや,世界の模範足りえなくなっており,この世界には単独で解決できる問題は存在せず,アメリカは,軍事力による制圧はできるが問題の解決そのものには世界の主要国の協力が不可欠になっている.
 そのため,唯一の超大国アメリカは問題解決にあたって,他国を共同の決定に参加させることが前提になってきている.

 もうひとつの柱は「ロシア」です.
 冷戦崩壊時ナウマン将軍は,隣接する旧東欧諸国との関係構築の基盤を軍を通じて行いました.
 東独軍の解体と新生ドイツ連邦軍編成にも責任者としてあたっています.

 ナウマン将軍はその過程で,対外関係構築にあたっては「情報公開に基く信頼関係」が何より大切だと学びます.
 それを時系列で紹介しているのが「2.友好の試練」から「6.軍人とヨーロッパの和解」までの各章です.
 チェコ,ハンガリー,ポーランドなど,昨日まで敵だった隣接する諸国家との交流再開の様子は実に感動的です.

 しかし,最後のロシアとの交渉では結局失敗します.
 少しダブりますが,「4.ロシア人は来て,そして去った」「5.ポーランドを得てロシアを失う」「7.同盟は橋を架ける」で,ロシアとの交渉の様子が細かく記されています.
 とくに興味深かったのは,大陸国ロシアが海洋同盟NATOに対して持つ微妙な感情に言及されているところでした.
 おそらくこれがロシアを上海協力機構に走らせた根っこなのでしょう.

 特に,欧州とロシアの現状と将来を把握する上で「5.ポーランドを得てロシアを失う」と「7.同盟は橋を架ける」は必読と思います.

 なぜNATOにロシアを参加させねばならないか?
 93年秋の「トラーべミュンデ米独国防相非公式会談」の重要性と「PfP」96年時点でNATOが示した「戦略の3要素」
ロシア問題解決への提言
ロシアが理解すべきこと
ロシアの対外行動とロシア軍に対する評価

等が記されています.

 あわせて,ナウマン将軍の最後の職となったNATO軍事委員会議長(NATOCMC)の地位の重さが分かります.

 なお,中東情勢とロシア情勢はそれぞれ独立しているわけではなく,密接に絡み合っていることはいうまでもありません.

 〔略〕

追伸2
 小川3陸佐[陸軍少佐]の解説は,ドイツと欧州軍事を実に簡潔かつ要領よくまとめた優れたガイドです.これだけでも本著を入手する価値はあると考えます.

――――――おきらく軍事研究会,平成20年(2008年)5月23日

 【質問】
 なぜ欧州は,軍事的には米軍に頼らざるを得ない状況が,冷戦後も続いているのか?

 【回答】
THE WEEKEND INTERVIEW Diplomacy in the Post-9/11 Era
(WSJ・OPJ)週末インタビュー:ヘンリー・キッシンジャーに聞く911後の外交

BY DAVID B. RIVKIN JR. Saturday, November 17, 2007 12:01 a.m. EST

というインタビュー記事において,ヘンリー・キッシンジャーが述べるところによれば,WWIIと,その直後の時代に比べて,現在の欧州は変質しているためだという.
 政府が国民に対して大いなる犠牲を求めることが出来なくなっており,そのために欧州の外交はソフト・パワーにのみ依存しがちで,それが欧州の外交政策とアメリカのそれのコンセンサス形成を難しくしている,とキッシンジャーは述べる.

[quote]

The real difference, Mr. Kissinger interjected, lay in "what government[s] can ask of their people." It is because "European governments are not able any more to ask their people for great sacrifices," he argued, that they have so readily opted for a "soft power" approach to so many foreign policy issues.
This will, of necessity, make it harder for Europe to reach a consensus with the U.S.

[/quote]

 彼はまた,国連は重要で特に安保理が大切だが,実際上は機能しないのでNATOに頼らざるを得なかったとしているけれど,今はそのNATOさえ将来危うげだと言う.

ニュース極東板


 【質問】
 現在のEU諸国は,どちらかといえば反米・そうでなくともアメリカからやや距離を置く姿勢を見せておりますが,今後NATOの枠組みを解体して,『EUの国軍』的な軍組織を作るという意志は無いのでしょうか?

 【回答】
 意思はある.
 拡大EUは世界の経済的なグローバルパワーであるにかかわらず,EUの軍事面における統合はほとんど進んでいないことに少なからず危機感を抱く人間は多い.

 EU加盟国の軍事力を合計してもアメリカとの格差が著しいこともあって,この経済力と軍事力の格差を埋めるにはどうするかというのは,いまだに大きな課題.
 かといってEUの国軍を作ることにはならないがね.

 まあ,それらしいことをしようという意思はあるので,次期EU拡大の際の条約の制定と並んで,軍事面の統合をどう進めるかが焦点になるのはまず間違いない.

 EUがグローバルパワーとして経済面だけでなく,軍事面においても一定の役割を果たす必要があるとするEU参加国側の根強い希望もあるし,米軍が欧州内陸部における武力紛争(比較的小規模なものしか今はないが) などへの対応が消極的になる一方で,昔のように軍事介入もほとんどない.
 なので,軍事的手段を有する必要があると認識し,これを背景としてEU軍事面における動きは,ここ何年かで急に活発化している.

 だから,EUは軍事化に伴って,米国との関係をどうするか,NATOとの関係はどうか,ということを色々と考えながら,時期を見計らって,CFSPの統合強化やESDP云々をしはじめるだろうことは確か.
 まあ,欧州連邦でもできたころには,それらしいものが出来上がっている可能性は十分にある.

名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM


 【質問】
 ITA EU MCCって何?

 【回答】
 イタリアに新設された地上司令部「EU海上部隊集団(EU Maritime Component Command (ITA EU MCC))」.
 2010年5月末,この中核機能が,EU戦闘戦隊司令部による計画確認演習「ヨーロピアン・ウインド10」のなかで,はじめて実動しました.

 イタリア海軍司令官のマンテルリ海軍大将はITA EU MCCについて,
「この海上部隊指揮機能は,EUが主導する”あらかじめ構成されているが永続的ではない”危機管理作戦において,海上部隊に対する命令への即応を可能にする」
と述べています.

おきらく軍事研究会,平成22年(2010年)6月21日(月)


 【質問】
 下記に出てるNATOの酷評は,本当ですか?
http://www.newsmax.com/showinsidecover.shtml?a=2003/2/14/155012

 【回答】
 はっきり言ってそのサイト,デムパに近いかと.

 まずその該当の記事ですが..
 たとえば,ドイツが毎年12万徴兵してるけど,アフガンに行ける飛行機がなくてウクライナから借り,それも何度も燃料補給で途中で降りた,とか言ってますが,別におかしくも何ともないことです.
 ってか日本なんてもっと酷いし.
 だいたいそんな長距離輸送機持ってる軍は,かなり限られてますよ.
 特にドイツは日本と同じく,歴史的経緯で長距離侵攻能力は抑えてますんで,なおさらです.  

 なんというか,そのサイト,上っ面の情報だけでぐたぐた書いてる(日本で言う)スポーツ新聞並みかと.
 しかもむちゃくちゃバイアスかかってます.
 同じサイトの The March to Save Saddam ってとこ読んでください.
 かなり右傾,アメリカ万歳,超大国はアメリカだけだぜ,な感じをひしひしと感じる..

軍事板,2003/02/20
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 NATOの「新戦略概念」について教えてください.

 【回答】
 2010.11.19からリスボンではじまったNATO首脳会議は,初日に「新戦略概念」を採択した.
 戦略概念改定は1999年4月以来となる.

【NATO新戦略概念のキモ】
1.核兵器なき世界を目指す.
 そのためにNATO管理下の欧州戦術核抑止力を維持する.
1.核・ミサイル拡散と核テロ,サイバー攻撃が新たな脅威である
1.全加盟国の国民と領土を護るミサイル防衛をNATOの主任務とする.
 欧州全土のミサイル防衛網を開発,構築,運用する.
 この面ではロシアとの協力も模索する
1.さらなる核兵器削減にはロシアの対応が重要となる
1.世界中の国,組織と協力関係を築く

【注目点】

1.この新戦略は,今後十年のNATOの活動方針を規定するもの.
1.NATO全領域をカバーするMD開発で初めての合意
1.トルコはMD運用への関与を望んでおり,「関与できないなら参加できない」としている.
 また,イランを対象とするMDに反対している.
 そのため,この戦略概念には「イランの脅威」が明記されていない.
1.ロシアが参加している.
 NATO−露首脳会談,米露首脳会談等を通じ,米欧と対等の勢力均衡回復を狙っている.
 それともうひとつ,ISAFが展開するアフガンについても,重要な決定が行われている.
「2014年までに,アフガン側に治安権限を移譲するとする目標の承認」
 これは,2014年末までにISAF戦闘部隊をアフガンから撤収させるとする,米・オバマ政権の方針と一致する.

⇒ 単純に考えて,ユーラシア大陸の東でMDを展開するわが国と米,西でMDを展開するNATOという絵ができれば,●●●●●●包囲網のシンボルとしてはかなり強力ですね.
台湾も近い将来,MDに参加するのではないでしょうか.

 米イージス艦が担当する「海上配備型邀撃ミサイル」,東欧に配備される移動式レーダー施設等を段階的に導入してゆくそうです.

 わが国がらみといえば,最後の項目となります.
 この項目はわが国と韓国を対象にしたものと思われます.
 わがNATO入り(正式加盟のみではない)が現実化してきました.
 戦後日本がいつまでも自ら武装,核武装できない以上,国家生存のためには良い方向といえましょう.

 とはいえ,現在のまま加盟したらパシリ扱いされ,いわれるがままわが国が,あちらこちらの危険地帯にわが自衛隊を無思慮に丸腰で送り込む,「使い捨てのコマ」扱いする危険があります.
 残念ながらわがエリート層には,そういう感覚しかありません.
 自衛隊に武力行使権限を授与する法律くらい,「すぐにでも」できそうなものですが,いかが?

おきらく軍事研究会,平成22年(2010年)11月22日(月)


 【質問】
 NATO即応部隊について教えられたし.

 【回答】
 NATO即応部隊は,あらゆる地域での脅威に速やかに対処するため,加盟各国が任務部隊を編成して常時待機する部隊です.
 02年に設置が決まり,03年から作戦行動に入っています.
 2006/6/8に行なわれたNATO国防相理事会で加盟各国は,即応部隊に作戦立案権を付与し,自己完結性を部隊に保有させることで最終合意しました.

 同年11月までに部隊規模を25000名へと倍増させ,これまでの「災害・警備」から,「対テロ作戦,地域紛争」へと主任務の重心を移します.
 これに伴い,NATOの枠組みは「欧州地域の安保」から「世界的に活動を拡大する」へと大きく変わります.

 ひとことでいえば米軍海兵隊のようなもので,「先遣・上陸部隊」の任を果たすものです.
 NATOは連合部隊(各国軍が調整して部隊を出し,複数国の軍隊で編成された部隊を司令官が調整指揮する)で作戦に当たりますが,連合部隊は編成・調整に時間がかかるため即応面に欠点があり,この部分を補うこととなります.

 常時待機する単一国部隊なので,数時間で出動が可能です.
 今月下旬に西アフリカ沖のカボベルデで即応部隊の最終検証演習に入ります.

 しかし,米英東欧と大陸欧州の任務重心への考え方には今なお隔たりがあり,今後,部隊派遣に当たっては悶着が生まれそうです.

 なお,即応部隊の維持整備は各国の持ち回りとなるので,その費用を補完するための基金の設立も検討されているようです.

 わが国との関係強化がすすんでいる背景には,この基金への拠出もあるように想います.
 注意したほうがいいですね.

 ⇒ちなみに同日の会合で,アフガン南部への国際治安支援部隊(ISAF)増派についても計画どおり実施するとされ,7月末までに約6000名の増派方針が確認されています.
 アフガンの武装勢力は,これを機にアフガンで破壊活動を増やす方針のようです.

おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)6月12日


 【質問】
 NATO軍がインターポールの依頼で出動するなんてこと,可能なんですか?

 【回答】

658 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 00:23:59 ID:???

 不可能.



659 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 00:26:10 ID:???

 もうひとつ言っておくが,埼玉県警のパトカーがそのままヨーロッパを走ることは不可能.



660 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 00:32:53 ID:???

 さらに言っておくが,そもそもインターポールの職員には原則として逮捕権はない.



661 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 01:00:01 ID:???

 お前らの予防的先制攻撃には恐れ入る(笑)



662 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 10:47:18 ID:???

 カリオストロか(笑)



663 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 19:36:34 ID:???

 パヤオは面白い絵・シーンのためなら整合性を踏み倒すからな,
 宮崎映画で真面目な考証は期待しない方がいい(笑)



664 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 19:53:20 ID:???

 それが普通でしょ.
 だからって,あまりデタラメやってひとりよがりなのを「面白いからOK」ってのも困るが.



665 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 20:14:57 ID:???

 久々に見たら,次元のコンバットマグナムと不二子のウージー以外の火器が,ドイツ製とソ連製ばかりなのにはちょっと笑った.
 砲隊鏡まで出てくるし.



666 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 20:23:13 ID:???

 パヤオですから.



667 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 22:24:52 ID:???

 カリオストロ公国は戦時中密かにナチに協力してたって裏設定がある.
 で,ソビエトはカリオストロ公国の「秘密」を狙って,反政府組織を結成させようとしてたって裏設定も.

 映画観るとわかるけど,そもそも大元の設定自体が「ゲルマン人VSスラブ人」を意識してるので,その辺は「わざと」らしい.



668 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/05/03(土) 22:35:44 ID:???

 ベルンハルト作戦か,なる.

 そーいやゴルゴ13の最初の方で,ベルンハルト作戦ネタがあったな.

軍事板


 【質問】
「EU諸国の安保を担っているのはNATOであり,国防面を担おうとしているのがEU軍です」
の意味が分かりません
 EU諸国の安全保障とEU諸国の国防ってのは別物なのでしょうか?

 【回答】
「日本の安保を担っているのは日米安保であり,国防面を担おうとしているのが自衛隊です」
と書き換えれば解る?

 NATOというのは「北大西洋条約機構」という「軍事同盟」.
 EU軍というのは,EUに加盟している国の軍隊(事実上はドイツ軍とフランス軍,それに イタリア軍だが)が集まって結成する「連合軍」.

 安全保障は政治,外交を広く含み,国家の大戦略として構想されるものなのに対して,国防はより狭義であり,いかに安全保障戦略を実現するのか,というもの.

軍事板


 【質問】
 今後,NATOはどうなるのか?

 【回答】
 英国海軍トップ氏によれば,NATOには基本的に
1,政治的な場を提供する
2,軍事同盟としての規律を与える
という二つの機能があるが,第2次世界大戦直後に言われた「五人の警察官」(国連安保理常任理事国のこと)の中でも最も現在の世界体制の維持に活発な米,英,仏の参加国が引き続き主導しつつ,利益を得ている国々がそれぞれ掛け金(プレミアム)を支払うようなシステムにする必要があるだろうという.

 詳しくは「地政学を英国で学ぶ」を参照されたし.


 【質問】
 欧州通常戦力(CFE)条約とは?

 【回答】
 これは,東西冷戦末期に当たる1990年,NATOとワルシャワ条約機構(91年消滅.共産主義諸国の集まり)が,両陣営の通常戦力均衡を目指して結んだ条約のことです.
 92年に発効し,現在米・仏・露など30カ国が加盟しています.
 兵器を保有する量の上限を決めて,これまで7万点以上の兵器を削減してきました.

 冷戦終結,NATO拡大にあわせ,99年に条約を修正することで合意しましたが,批准国が限られていることから,この修正はまだ発効していないとされています.

 なお,ロシアのプーチン大統領は2007年の年次報告演説の中で,CFE条約の自主的履行を一時停止する旨,述べました.

おきらく軍事研究会,平成19年(2007年)4月30日

 また,北野幸伯によれば,米ソが和解に向かう中,1990年11月19日,NATOとワルシャワ条約機構加盟22カ国が調印した条約で,
1,戦車
2,装甲戦闘車両
3,重火器
4,戦闘用航空機
5,攻撃ヘリコプター
の5種類について,配備可能な総量の上限を定めたものだという.
 92年11月9日発効.

 しかし,90年代に欧州の状況は,ドイツ統一,チェコスロバキア分裂.ワルシャワ条約機構解体など大きく変わったため,こういう新しい状況を考慮するため,イスタンブールで99年11月19日,欧州安保協力機構(OSCE)首脳会談が開かれ,修正条約が署名されたという.

 が,CFE修正条約を批准したのはロシア・カザフスタン・ウクライナ・ベラルーシの4カ国のみであって,CFE修正条約は発効していない,と北野も述べている.

 以下,引用.

[quote]

1,99年11月,CFE修正条約に署名

2,ロシアと旧ソ連3国は批准

3,アメリカをはじめNATO諸国は批准していない

4,よってCFE修正条約は発効していない

5,ロシアはこれまで自発的にCFE修正条約の内容を守ってきたが,それは
(発効していないので)義務ではない

6,今回ロシアは,NATO諸国同様,条約の内容を守ることを停止した

7,停止期間は,NATO諸国が(ロシア同様)CFE修正条約を批准するまでである

となります.

[/quote]

 詳しくは,メール・マガジン「ロシア政治経済ジャーナル No.467(2007/7/17号)」を参照されたし.
 上記引用も,同メール・マガジンから.


 【質問】
 ロシアはなぜ,CFE条約履行停止を宣言したのか?

 【回答】
 北野幸伯によれば,以下の2つの理由によるという.

1,アメリカが東欧(チェコ・ポーランド)にMDを配備しようとしているため

2,アメリカがウクライナ・グルジアをNATOに加盟させようとしているため

 詳しくは,メール・マガジン「ロシア政治経済ジャーナル No.467(2007/7/17号)」を参照されたし.


 【質問】
 ロシアがCFE条約の履行を停止すると,どうなるか?

 【回答】
 北野幸伯によれば,ロシアにとって以下のような利点があるという.

・ロシア側は欧州地域での兵力移動の通告義務から解放される(毎日新聞,2007年7月14日)

・北大西洋条約機構(NATO)への通常兵器に関する情報提供や,NATOからの査察受け入れ中止(読売新聞,2007年7月14日)

 詳しくは,メール・マガジン「ロシア政治経済ジャーナル No.467(2007/7/17号)」を参照されたし.


 【質問】
 「NATO=ロシア基本文書」って何?

 【回答】
 1997年に署名された,NATOとロシアの相互関係の核心となる協議,協力,共同意思決定及び共同行動の目標とメカニズムを規定した文書.[1]
 新たに加盟した東欧やバルト3国には,NATOの基地や核ミサイルを配置しないことで合意した.[4]
 これによって,NATOが新規加盟国に核兵器を配備しないことが確認されたことなどにより,NATO拡大の道が開かれたとされている.[1]
 一方,ロシアにとっては「基本文書」は,安全保障上の利害が害されないこと,という条件を付けたうえで,ロシアが東欧を放棄したことを意味した.[5]
 安全保障上の利害,すなわち東欧を軍事的緩衝地帯とすることは,まさに東欧をソ連が手に入れた動機であった.[5]
 この「基本文書」に基づき,ロシア・NATO常設合同理事会が随時開催されるなど,ロシアとNATOの関係は強化されつつあったが,翌年の米英によるイラク空爆や,1993年3月から開始された,NATOのユーゴ空爆により,ロシア・NATO間に軋轢が生じた.[2]
 しかし,同年7月には,中断されていた理事会を再開し,その後も紆余曲折はあるものの,関係改善が図られていたところであった.[2]
 ウクライナ危機が起こるまでは…[3][4]

 【参考ページ】
[1]http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2002/chu/main/ac141148.htm
[2]http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2002/honmon/frame/at1401020103.htm
[3]http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ep/page22_001428.html
[4]http://www.jfir.or.jp/cgi/m-bbs/contribution_history.php?form%5Bno%5D=3243
[5]ドミートリー・トレーニン『ロシア新戦略 ユーラシアの大変動を読み解く』(作品社,2012),p.53


 【質問】
 OSCEって何?

 【回答】
 OSCE(Organization of Security and Cooperation in Europe,欧州安全保障協力機構)は,ヨーロッパ全域をカバーする,安保のためのフォーラム.
 冷戦中,緊張緩和を目的に,1975年7月,CSCE(欧州安全保障協力会議)としてスタート.アルバニアを除く東西ヨーロッパ諸国と米ソ,カナダがこれに参加していた.
 1995年に現在の組織に改組.
 冷戦後は予防外交,紛争予防が主な活動.

 まあ,ミニ国連みたいなものか.

 ちなみに,日韓がオブザーバー参加している.

 【参考文献】
『欧州安全保障協力会議 1975-92』(百瀬宏他編,日本国際問題研究所,1992.6)


 【質問】
 スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を検討しているというのは本当か?

 【回答】
Finland, Sweden and the Lure of NATO
STRATFOR:スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を検討

May 04, 2007 15 48 GMT

という記事によれば正確には,スウェーデンとフィンランドは2007/4/18に,NATO Response Force (NRF)への参加を行う意向を表明した,ということ.
 NRFへの参加はNATOへの正式加盟ではなく,NATO諸国への集団的防衛への協力を意味するが,それは同記事によれば,両国の従来の中立的な立場からの離脱
>Though this does not equate to actual NATO membership, it is a move away from neutrality toward military alignment
を意味するという.
 ただし両国共,既にコソボやアフガニスタンで,NATOに軍事的貢献を行なってきたという.
 そのメリット,デメリットについて,記事は次のように述べている.

[quote]
 スウェーデンとフィンランドにとって,この問題は究極的には地政学的な安全保障の問題であり,その観点からはNATOへの参加は安全保障の確実さを高める.
 しかし現時点での両国の新たなNATO参加はロシアを刺激して両国との緊張が高まるかもしれない.
[/quote]

 同記事は大変多くのことを考えさせられるけれど,軍事的な意味合い(両国共に,既に準加盟国のように実質的に行動している)よりも,政治的な意味合いのほうが大きいように思える.
 STRATFORのいう「some of the largest political shifts in decades beginning in Europe」という事態の今後の動きは大いに興味が.

ニュース極東板・改


 【質問】
 ガリレオ計画とは?

 【回答】
Space Cadets
By MARTIN LIVERMORE May 14, 2007

というコラムによれば,アメリカのペンタゴンが運用しているGPSに対抗する為にEUが計画しているもの.
 当初の予定から何年も遅れており,その必要とする資金を調達する為,民間企業のコンソーシアムに投資させようとしていという.

 同コラムでは,
「よく言われるように無料で使えるGPSのある現在,ガリレオ計画に巨額の資金を投入することに何の意味があるのだろうか?」
と疑問を提起している.
 以下,その論旨.

 EUはGPSがアメリカの軍事目的で開発され,運用されていることを批判している.
 GPSが軍事用であることには何の疑いも無くて,ミサイルの高精度な位置決めには必須なのだが,精度の劣る位置決め用途が民間に無料で開放されている.
 EUはアメリカが軍事的な理由から,GPSの民間利用を突然中止することが有り得る事を,ガリレオ計画の正
当化の理由に挙げている.

 アメリカは現在,イラクとアフガニスタンで戦争中であり,GPSはそれらの戦闘現場で必須のインフラであるが,だからといってGPSの民間利用を止めさせてはいない.
 もしもアメリカがGPSの民間利用を止める必要のあるような脅威に面した事態が来るとすれば,そのときにはEUもまた,ガリレオの運用を中止すべき事になっているであろう.

 例えばテロリストが核ミサイルを使って,GPSに依存して攻撃しようとするのであれば,アメリカ軍は民間GPS利用を中止させるだろう.
 アメリカがGPS利用を突然中止するというのは,そういう非常事態を意味する.
 つまり敵によるGPSを使った重大な攻撃の予想されるような有事である.
 そういう場合にEUはガリレオの運用を中止させなくても良いものであろうか?

 EUのガリレオはGPSの故障やトラブルのバックアップになるという説もある,
 しかしGPSは27個の衛星で運用していて,そのなかの3個は非常時用のスペアになっている.

 EUはガリレオが商業的にも意味のある計画だと売り込んでいて,民間用GPSの精度(15メートルくらい)に比べて1メートルの精度だといっている.
 しかし,現在のGPSはピザの宅配用に充分役立っているので,EUの言う高精度に商業的意味があるかは疑わしい.
 そもそもGPSが無料で利用できるのに,ガリレオはどうやって商業的な利益を確保すると言うのだろう?

 欧州企業コンソーシアムがガリレオ計画への出資を渋っていて,計画が迷走しているのはそういうわけなので,尤もなことなのである.
 EUがどうしてもガリレオ計画を進めたいのであれば,国家資金(税金)を使ってやる以外に無い.

 ガリレオ計画は当初の予定では現在,既に運用されているはずであったが,30個の衛星の最初の一個を軌道に乗せたのみで,2個目の打ち上げは延期されている.
 現在の予定では2012年運用開始であるが,これも楽観出来ない.
 これまでの経過から見て,計画は大幅に予算超過になるであろうから,欧州の納税者は何十億ユーロの追加出費を負担し,更に其の後も運用とメインテナンスのコストを負担しなくてはならない.
 欧州にはガリレオ見直しの声も上がり始めている.

 この評論の筆者は,解っていてあえて触れていないのだけれど,EUの本音は自分たちの勝手に使える軍事用の高精度位置決めシステムを(アメリカに依存せずに)欲しいと言う事で,それを糊塗するために民間利用とか企業コンソーシアムとか,ごまかしをやるために話がおかしなものになる.

 そもそもEUは安全保証をNATOに依存しているのだから,ガリレオがあればアメリカ軍に依存しないという事にはならない.
 根本的なところでナンセンスがあるように思える.
 欧州の集団安全保障のアメリカへの依存は現実なので,それはそれで認めるほか無くて,技術的ブレークスルーを狙うなら,新規分野を目指すべきであろうに.

ニュース極東板


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