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◆◆◆◆クリヴァク型フリゲート
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ロシアFAQ目次



Имени 70-летия ВЧК-КГБ KGB創立70周年記念号


 【link】

「六課」:クリヴァクIII級フリゲート「ヴォロフスキィ」

「六課」◆(2012/01/15)フリゲート「ラードヌイ」はセヴァストーポリへ帰港した


 【質問】
 「クリヴァク」型フリゲートについて教えられたし.

 【回答】
 西側では「クリヴァク」型フリゲートとして知られる,プロジェクト1135/1135M「ブレヴェストニク」型警備艦は,1970年代から1980年代初頭に掛けて合計32隻が建造された,艦首の「メチェーリ」(SS-N-14)対潜ミサイル4連装発射機を主兵装とする対潜任務艦です.
 当時のソ連艦艇にしてはスッキリした外見から「ハンサム・クラス」とも呼ばれました.

 「ブレヴェストニク」は,
原型の1135(クリヴァクI)型が21隻,
小改正型の1135M(クリヴァクII)型が11隻
建造されました.

 そして2007年5月現在,ロシア海軍籍に留まっている「ブレヴェストニク」は,この4隻だけです.

[1135型]
・801:ラドヌイЛадный(1980年就役,黒海艦隊)
・702:ピルキィПылкий(1978年就役,バルト艦隊)

[1135M型]
・731:ネウクローチムイНеукротимый(1978年就役,バルト艦隊)
・808:プイトリーヴイПытливый(1982年就役,黒海艦隊)

 というわけで,黒海艦隊とバルト艦隊に2隻ずつ残っているだけです.
 太平洋艦隊と北方艦隊の所属艦は,2005年までに全て除籍されました.

 1135型のピルキィは,1980年代末に近代化改装を受け,艦橋頂上部のレーダーを「フレガートMAE」(ハーフプレート)に換装,RBU-6000ロケット爆雷発射機を撤去してウラン対艦ミサイル4連装発射筒を装備する予定でしたが,実際には対艦ミサイルは搭載されず,スペースが設けられただけに留まっています.
 同様の改装を受けた艦はもう1隻有りましたが,2005年に除籍されました.

 上の4隻は,全艦が稼働状態に維持されており,当分の間は現役に留まり続けるものと思われます.

写真:「クリヴァク」型フリゲート
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Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/5/27(日) 午前 8:50


 【質問】
 「ドルズヌイ」について教えられたし.

 【回答】
 現在,モスクワ郊外ヴォルガ川で記念艦となっている警備艦「ドルズヌイ」Дружныйは,1970年代に大量建造されたプロジェクト1135の1隻です.
 西側ではクリヴァクI型フリゲートとして知られています.

カリーニングラード市のヤンタリ・ザヴォートで1973年10月12日起工.
1975年1月22日進水.
1975年9月30日就役.

1975年10月25日,バルト艦隊に編入.

1984年3月28日〜4月4日まで海軍演習「アトランチカ-84」に参加.

1988年7月1日から1992年1月21日に掛けてヤンタリ・ザヴォートでオーバーホール実施.

1992年7月26日,ドルズヌイ艦上に,それまでのソ連邦海軍旗に代わり,新たに制定されたロシア海軍旗(聖アンドレイ旗)が掲揚されました.

1993年6月1〜5日,スペインのカジス港を訪問.

1994年,NATO諸国海軍と合同演習を実施.

1981年及び1998年には,対潜水艦訓練に関して海軍最優秀と認められ,海軍総司令官から最優秀賞を授与されました.

2003年に除籍された後,ヤンタリ・ザヴォートで改装され,記念艦としてモスクワ郊外のヴォルガ川に係留,公開されています.

2005年3月27日撮影

2005年7月23日撮影
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Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/10/27(土) 午後 7:21


 【質問】
 「ベズザヴェトニィ」について教えられたし.

 【回答】
 ソ連(ロシア)海軍警備艦ベズザヴェトニィБеззаветныйは,1970年代に大量建造されたプロジェクト1135警備艦(クリヴァク型)の1艦です.

 ウクライナのケルチ市にあるカミシュ・ブルン工廠(ボリス・ブートマ名称記念ザリフ工廠)で建造され,
1976年5月28日起工,
1977年5月7日進水,
1977年12月30日就役.
1978年2月17日,正式にソ連海軍黒海艦隊に編入.
 その後,主に黒海で活動しました.

1987年3月26日〜31日に掛けてトルコのイスタンブールを訪問

1988年2月12日には,黒海に侵入したアメリカ海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦ヨークタウンとスプルーアンス級駆逐艦カロンに対し,抗議の意味でわざと接触するという荒業をやってのけ,米海軍の度肝を抜きました.
 このときの写真を御覧になればお分かりの通り,ギリギリで舷側を擦り付けておりますが,一歩間違えば大事故に繋がる危険行為であり,よほど熟練した操艦技術が必要です.

 その後,ソ連邦は解体され,本艦もロシアとウクライナが所有権を争う事になり,身動きが取れなくなりました.

 ロシアとウクライナの交渉の結果,本艦はウクライナに譲渡される事になり,1997年8月1日,ウクライナ海軍警備艦U134ドニプロペトロヴスクДнiпропетровськと改名されました.

 しかしウクライナ海軍は本艦を行動可能状態に維持する事が出来ず,結局,本艦は,ウクライナ軍艦としては一度も外洋に出る事は無く,港で錆び付き,朽ち果てるままにされました.
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2004年4月にはウクライナ海軍籍から除籍.
2005年3月26日,セヴァストポリ沖に曳航され,自沈処分されました.

4〜8枚目:自沈するドニプロペトロヴスク(2005年3月26日撮影)
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Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/5/25(金) 午後 11:40


 【質問】
 クリヴァクI型フリゲート「ラードヌイ」について教えられたし.

 【回答】
 本艦は,プロジェクト1135警備艦としてケルチ市のザリフ(カミシュ・ブルン)工廠で建造された.

1978年2月17日,海軍籍に登録
1979年5月25日起工
1980年5月7日進水
1980年12月29日就役

1981年2月25日,黒海艦隊に編入.

1981年8月7日〜10日,ブルガリアのヴァルナ訪問
1996年6月18日〜22日,ギリシャのピラウ訪問

1991年及び1993年, 対潜水艦戦闘優秀賞を海軍総司令官から授与.
1994年,砲術優秀賞を海軍総司令官から授与.

1994年,バルト海に回航され,NATO海軍との合同演習に参加.

1995年5月8日, サンクト・ペテルブルクの大祖国戦争勝利50周年記念パレードに参加.

 その後,黒海へ戻ったが,ロシアとウクライナが帰属を争う黒海艦隊所属艦艇は,旧ソヴィエト連邦海軍旗を掲げざるを得ず,本艦も例外では無かった.

 黒海艦隊帰属問題が決着した後の1997年7月27日,本艦は,ようやく旧ソヴィエト連邦海軍旗を降ろし,ロシア海軍の聖アンドレイ旗を掲げた.

 NATO軍のユーゴスラヴィア(コソボ)空爆(Operation"Allied Force"1999年3月24日〜6月10日)最中の1999年4月,他の黒海艦隊所属艦と共にアドリア海に進出.

2005〜2006年,セヴァストポリでオーバーホール.

2007年8月初頭,NATO海軍の作戦に参加する為,地中海へ進出.
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/24241721.html

 「ラードヌイ」は,現在もロシア黒海艦隊の現役艦として稼働状態にある.

2枚目:セヴァストポリのラードヌイ(1996年撮影)

5枚目:浮きドックで修理中のラードヌイ(2007年2月25日撮影)

6枚目:セヴァストポリのラードヌイ(2007年4月4日撮影)

Небесный бытьネベスニィ・ビィチ〜ロシア・ソ連海軍〜
2008/3/30(日) 午後 9:20

 【関連リンク】

「ロシア・ソ連海軍」:クリヴァクI型フリゲート「ラードヌイ」近影・その1(2008年4月8日)

「ロシア・ソ連海軍」:クリヴァクI型フリゲート「ラードヌイ」近影・その2(2008年4月16日)


 【質問】
 クリヴァクI改型「プイルキィ」について教えられたし.

 【回答】
 ロシア海軍バルト艦隊所属のプロジェクト11352警備艦「プイルキィ」Пылкийは,元々はプロジェクト1135原型(クリヴァクI型)に属する艦でしたが,1987年2月から1993年7月に掛けて近代化改装が行われ,プロジェクト11352(クリヴァクI改型)となりました.

 主な改装箇所は,以下の通りです.
(1枚目の図を参照)
・艦橋前のRBU-6000ロケット爆雷発射機を撤去,「ウラン」対艦ミサイル搭載スペース(架台)を設置
・艦橋頂上部のメインレーダーを「フレガートMAE」に換装
・艦首および艦尾のソナーを換装

 2枚目以降の写真は,2003年6月末,サンクト・ペテルブルク市で撮影されたものです.

 なお,「Yahoo!ブログ」で一度にアップできるファイル容量の制限の為,4回に分けて掲載します.

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Небесный бытьネベスニィ・ビィチ〜ロシア・ソ連海軍〜
2008/4/30(水) 午後 8:20

 【関連リンク】

クリヴァクI改型フリゲート「プイルキィ」その2

クリヴァクI改型フリゲート「プイルキィ」その3

クリヴァクI改型フリゲート「プイルキィ」その4


 【質問】
 クリヴァクII型「ネウクローチムイ」について教えられたし.

 【回答】
 プロジェクト1135(クリヴァクII型)「ネウクローチムイ」は,1978年建造.

▼ バルト海造船工場「ヤンターリ」で建造された最初のプロジェクト1135M艦▲

 バルト艦隊配属.

 2005年,訓練用機雷がロシア海軍の日のリハーサル時に爆発し,同艦の船体に3メートルの穴を空け,機関室に侵水した.
 2008/12/8には火災が発生,海軍士官1名が死亡した.
 ロシア連邦海軍総司令官補佐官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は,同火災に関し,フリゲートが運用年数期間を終えて運用が停止される予定であり,火災が発生した時,艦に武器は搭載されてなかったとの旨,述べている.

 詳しくは2008/12/8付,RIAノーボスチを参照されたし.

 ブログ「ロシア・ソ連海軍」,同日付(写真共)では,

――――――
 クリヴァク型フリゲートは,ロシア海軍に4隻が在籍しておりますが,「ネウクローチムイ」は,まもなく除籍されるようです.
 今回の火災による損傷が修理される事は無いでしょう.
――――――

との見通しを述べている.

▼ 2009年6月,海軍旗返納.
 バルト艦隊には,今月(6月19日),ロシア海軍に引き渡されたばかりの新造フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」が編入されるので,これと引き換えに除籍された模様.
 詳しくは「ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課」,2009/6/30(火) 午後 8:43を参照されたし.▲

▼ その後も,バルチースク基地に係留されたまま放置されていたが,2012/11/03,同港にて沈没した.
 老朽化していた艦体に浸水したことが原因.
 同艦は浮揚される予定であると,バルト艦隊スポークスマンは話した.
 詳しくは,新「六課」,2012.11.6付を参照されたし.▲

2005年の爆発事故(7月30日)の時の「ネウクローチムイ」


 【質問】
 クリヴァクII型「プイトリーヴイ」について教えられたし.

 【回答】
 ロシア海軍黒海艦隊所属の警備艦「プイトリーヴイ」808
(Сторожевой корабль "Пытливый")
は,西側では,クリヴァクII型のコード名で知られるフリゲートタイプの警備艦です.
(ロシア海軍の型名は,プロジェクト1135M)

 プロジェクト1135M(クリヴァクII型)は,ソ連時代に11隻建造され,「プイトリーヴイ」は,1981年11月30日に就役した1135Mの最終艦です.

 写真は,2009年5月14日にセヴァストーポリで撮影されたものです.

 バルト艦隊の「ネウクローチムイ」が6月末に除籍されたので,
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/39362968.html参照)
本艦は,ロシア海軍に在籍する唯一の,そして最後のプロジェクト1135M(クリヴァクII型)となりました.

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「ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課」,
2009/7/2(木) 午後 7:43

 【関連リンク】
「六課」:最後のクリヴァクII型フリゲート「プイトリーヴイ」近影(2009年5月14日)

「六課」:最後のクリヴァクII型フリゲート「プイトリーヴイ」近影(2009年7月下旬)


 【質問】
 クリヴァクIII型について教えられたし.

 【回答】
 クリヴァクIII型ことプロジェクト1135.1「ネレイ」型警備艦は,海軍用のプロジェクト1135(対潜)警備艦の派生型で,1983年〜1990年にかけて旧ソ連KGB国境警備隊用に7隻が建造され,全て極東のカムチャツカ方面に配属されました.

 現在も国境警備庁に所属しており,3隻が在籍しております.
 写真を御覧頂ければお分かりの通り,船体舷側に3色のストライプが描き込まれ,ヘリ格納庫横に国境警備庁のエンブレムが付いているのが海軍艦艇との違いです.

・ジェルジンスキィДзержинский(1984年12月29日就役)

・ヴォロフスキィВоровский (1990)1990年12月29日就役)

・オリョールОрел (1986年9月30日就役)
(旧イメーニXXVIIセーズダKPSS Имени XXVII съезда КПСС)

 上記以外の4隻は,2000〜2003年に除籍されました.

・メンシンスキィМенжинский (1983年就役)
2000年除籍

・プスコフПсков(1987年就役)
(旧イメーニ70リェーチヤVChk-KGB Имени 70-летия ВЧК-КГБ)
2003年除籍

・ケドロフКедров (1990年就役)
2003年除籍

・アナディーリАнадырь(1989年就役)
(旧イメーニ70リェーチヤ・ポグランヴォイスク Имени 70-летия Погранвойск)
2003年除籍

 現役にある3隻は,カムチャツカ半島周辺(クリル諸島北部)で活動しており,密漁船の取締に当たっています.
 一例を挙げると,2006年8月23日,「ヴォロフスキィ」は,カムチャツカ沖で密漁船4隻を拘束しております.
(この内3隻は日本船)

ロシアは,オホーツク海で4隻の漁船を密猟の疑いで拘留した
ペトロパヴローフスク・カムチャツキー,8月24日(インタファクス)


 オホーツク海において何隻かの漁船が,カムチャツカ・カニの認可されていない操業を行った為,ロシア国境警備局の北東方面警備隊によって拘留された.
 水曜日(8月23日),警備艦「ヴォロフスキィ」は,カムチャツカの西部海岸近くで4隻の漁船を発見した.
 漁船は,彼らが警備艦に気づいた時,逃げようとした.
 しかしながら,それらはすべて,エリゾーヴォ航空隊所属の航空機の助けを借りて拘留された.
 予備尋問によれば,4隻の漁船は全て無許可でカニを捕っていた.

1枚目:ヴォロフスキィ(2004年4月10日撮影)

2枚目:米コーストガード艦艇とランデブーするヴォロフスキィ(2004年4月10日撮影)

3枚目:ヴォロフスキィ(2004年4月28日撮影)

4枚目:ヴォロフスキィ(2005年6月2日撮影)

5枚目:オリョール(2005年10月3日撮影)

6枚目:除籍前のプスコフ(2002年10月26日撮影)

7枚目:除籍前のケドロフ(2002年10月26日撮影)

8枚目:ナホトカに係留中のメンシンスキィ

Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/4/26(木) 午後 8:23


 【質問】
 クリヴァクIII型国境警備艦「オリョール」について教えられたし.

 【回答】
 ロシア連邦保安庁国境警備隊に所属する国境警備艦「オリョール」156
(Пограничный сторожевой корабль "Орел")
は,プロジェクト11351(クリヴァクIII型)の3番艦です.

1983年9月26日,黒海沿岸のケルチ市にある
造船工場「ザリフ」(ボリス・ブートマ名称記念工場)で起工.
1984年1月11日,KGB籍に登録.

 当初の予定艦名は,「イメー二XXVIIセズダKPSS」でした.
(Имени XXVII съезда КПСС)
 これは「第27回共産党大会記念」という意味です.

1985年11月2日,進水.
1986年3月7日,「ユーリー・アンドロポフ」Юрий Андроповと改名.
1986年9月30日,KGBに引き渡し.

1987年2月10日〜3月25日に掛けて極東方面へ回航.
 当初は,沿海州のナホトカに配備されていましたが,後にカムチャツカ半島へ移動しました.

 しかし西側は,本艦が就役前に改名した事を知らず,『世界の艦船』などでも「イメー二XXVIIセズダKPSS」と紹介されていました.

1991年12月1日,「オリョール」と改名されました.

2008年6月1日撮影

2008年6月11日撮影

2008年11月11日撮影

 御覧の通り,本艦もブルーとホワイトの国境警備隊カラーに塗り替えられました.

 現在,ロシア国境警備隊には,3隻のクリヴァクIII型が在籍していますが,当面の間,現役に留まるものと見られます.

「ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課」,2009/5/25(月) 午後 8:06


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